岡山県産CLT材を活用した新本社の建築物LCA算定により、環境価値を「可視化」
比較可能オフィスビル事例との対比でGHG約40%抑制に成功
~「建てる」ことで地域貢献を。岡山の森林資源循環モデル~

セリオ株式会社(岡山市中区原尾島3丁目16-4 代表取締役社長 本郷 旬:以下、当社)と島田治男建築設計事務所(香川県綾歌郡宇多津町浜六番丁75-6 所長 島田治男)、株式会社荒木組(岡山市北区天瀬4-33 代表取締役 荒木雷太)、株式会社Cキューブ・コンサルティング(岡山市北区本町2-5 ちゅうぎん駅前ビル4階 代表取締役 西原 立)と共同で、2025年6月に竣工した当社の新本社における「建築物LCA※1(ライフサイクルアセスメント)」を算定しました。
その結果、岡山県産の認証木材※2(CLT※3)の積極活用や省エネ設計により、当ビルのGHG(温室効果ガス)排出量は74.5 kg-CO2e/㎡年となり、比較対象のオフィスビル事例(約125 kg-CO2e/㎡年)対比で約40%の抑制に成功ていることが判明しました。
本取り組みは、再造林率の低迷に悩む岡山の森林課題に対し、「木を使う」ことで貢献するモデルケースとなります。

■算定結果の詳細

【新本社の概要】

 所在地 岡山市中区原尾島3丁目16番4号
 用途 事務所
 構造 木造(CLTパネル工法) 一部 鉄骨造
 延床面積 1,830.31 ㎡(うち建築物LCA算定対象:本館1,423.15㎡)
 建築主 セリオ株式会社
 設計 島田治男建築設計事務所
 施工 株式会社荒木組
 スケジュール 2025年6月竣工

【建築物LCAの算定結果】

 算定ツール J-CAT※4
 評価手法 標準算定法
 評価期間 60年
 GHG排出量 74.5 kg-CO2e/㎡年

 

※1建築物LCA・・・製品やサービスの原材料調達から製造、使用、廃棄・リサイクルに至るまでの全過程におけるCO2排出量を総合的に評価する手法
※2認証木材・・・FSC(森林管理協議会)などの第三者機関が、環境保全や持続可能な森林経営(植林・伐採管理、地域環境への配慮など)の基準を満たしていると審査・認証した森林から生産された木材
※3CLT・・・ひき板を繊維方向が直交するように積層して接着したパネル
※4 J-CAT・・・ライフサイクル全体で排出されるCO2量を定量的に評価するために国土交通省の支援 のもと、産官学連携で開発・公開されたツール

■本件に関するお問い合わせ先

  • セリオ株式会社
    お問い合わせフォームへ
  • 島田治男建築設計事務所
    島田東悟(TEL 0877-49-2201)
  • 株式会社荒木組
    工務本部 建築部 若原(TEL 086-222-6538)
  • 株式会社Cキューブ・コンサルティング
    業務部 平宅(TEL 086-225-0565)

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