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製造業向け
ソフトウェアの開発

製造業を取り巻くソフトウェアを先端アーキテクチャ・先端テクノロジーで構築し、
製造業の新たなビジネス創造をITで実現します。

先端IT技術でビジネス創造を支援する

生産現場には様々なデータが蓄積され、デジタル化による変革がすでに始まっています。
デジタルデータを最大限に活かしたビジネスモデルを創造するDX(デジタルトランスフォーメーション)を支えるのは、先端IT技術です。セリオはDXを実現するために、IoT三層(デバイス層、エッジ層、クラウド層)を融合した開発体制をとることができ、更にエンジニアリングのソリューションに必要な数値演算技術も、長年の経験により高度なレベルで対応が可能です。数値演算技術で生成したデータに基づいてデバイスを数値制御し、そこにエッジ層、クラウド層を融合させた新たなサービスをワンストップで提供します。
お客様である製造業の核となる製品の「品質」へのこだわりは、セリオのソリューションに対するそれと通底する信念であり、そのソリューションをもって、これからの製造業にイノベーションを起こしたいと考えています。

製造業向けソフトウェアの開発

ソフトウェアによる産業機器の高性能化

あらゆる産業を支える産業機器は日々進化し続けており、その制御も高度化・複雑化しています。我々セリオは、工作機械やその周辺機器を、強みである数値演算技術によるリアルタイムな形状測定・画像解析・AIで制御し、加工しながら機器にフィードバックするなどで、さらに高品位なカッターパスの生成や、段取り・補正等などの手動作業を削減する技術をご提供します。
今後は工作機械だけではなく産業機器全体へと適応範囲を広げ、工場全体の自動化の核となる制御技術の開発も手掛けたいと考えております。他社にない高度な数値演算・制御技術がセリオの武器であり、そこにデジタル活用技術を融合させたご提案により、他社との差別化を実現します。

依藤 直紀
第一開発本部
執行役員本部長
依藤 直紀Yorifuji Naoki

製造業のお客様に高度なIT技術を届ける

私は、製造業での「モノづくり」とソフトウェアでの「モノづくり」は共通するものであり、その核となるものは「技術」であると考えています。セリオは自ら学び高めようとする文化があり、様々なプログラミング技術から、設計技術、数学・物理学、通信規格、先端IT技術まで幅広く機会を設け、組織として技術力向上のための取組を継続しています。この「技術」でお客様の求めるご要望を凌駕するソフトウェアをご提供し、さらにはお客様と協創で互いに高めあえる関係を構築することで、一緒に付加価値の高い「モノづくり」をしていきたいと考えています。

「セリオクオリティ」を世に知らしめたい。

高品質なものを提供したいという信念のもと、プロジェクトに合わせた開発プロセスの最適化や、コード自動生成、テスト自動化、他にもコンテナ、デプロイ自動化などに取り組むことで、標準品質と開発速度の向上を実現しています。
また、私が担当するクラウド層の領域については、クラウドネイティブアーキテクチャに着目し、アプリケーションの自動修復、自動スケールや、各種マネージドサービスにより、稼働後の品質向上と、お客様のビジネスのスピードアップや運用コスト最適化も実現していきたいと考えています。
さらには、IoT三層を融合した開発体制の利点を最大限に活かし、クラウド層によってもたらされるあらゆるデータとその分析を、数値演算やエッジ層にフィードバックすることで製品の品質を継続して向上させる。この好循環を生みだせるのはまさに三層いずれの技術領域にも高い水準で精通したエンジニアがいてこそであり、それらをもって、今後さらにモノの新たな付加価値を創造できる技術集団となることを目指しています。

お客様の期待を凌駕する品質の実現と、新たな付加価値創造を「セリオクオリティ」とブランド化し、セリオクオリティのシステムを適用した機器や、そこから生み出される最終製品をたくさん世の中に誕生させることが、私の夢です。