service製品紹介

見える化システム

電力・環境管理システム

環境の見える化で、
品質における課題を解決します。

見える化システムは、電力や温度などの環境を可視化し、従業員の意識向上に繋げます。
温度変異が品質に直結する金型部品や精密機工部品などの工作機械工場において
加工精度を向上させ、高い品質を追求するお手伝いをクラウドで実現します。

feature 特徴

  1. 01
    簡単なセンサー設置

    既存の設備への取り付けはマグネットやネジ止めで簡単に行えます。大規模な工事は必要ありません。

  2. 02
    基本的なネットワーク環境

    計測データは、Wi-Fi経由でインターネットに接続し、クラウドへ蓄積させます。既にインターネットに接続できるWi-Fiのアクセスポイントが設置されていれば、ネットワーク工事は不要です。

  3. 03
    IT機器の増設は必要なし

    クラウドサービスなので、新たにサーバーを導入する必要はありません。メンテナンス作業も発生しません。現在使用されているPCやタブレットですぐに利用開始できます。

  4. 04
    事前に設置環境を確認

    工場の場合は特にノイズ等による影響を受けるため、事前にWi-Fiの状況を現地で確認させていただき、その結果を踏まえて最適な導入をご提案させていただきます。

function 機能概要

  • 温度監視
    温度監視 温度監視
    1. グラフの時間軸は30分間隔から1年間隔まで指定可能
    2. グラフの切り替えはワンクリック
      • センサーの設置場所ごとに、いくつかの位置を観測個所のグループ(名称は自由に設定可)としてまとめることで、一目で探しやすいように表示可能
      • 観測個所の名称は設定で自由に編集可能
  • 電力監視
    電力監視 電力監視
    1. 異常値と警告値を設定することが可能
    2. 異常値と警告値を超えると、アラートを点滅表示
    3. 異常値になった時の状況は、グラフに吹き出し表示できるメモとして残すことが可能
    4. 消費電力と料金(目安)を表示することが可能
  • センサー設定
    センサー設定 センサー設定
    • センサー位置の名称はいつでも編集可能
  • 異常・警告値設定
    異常・警告値設定 異常・警告値設定
    • アラート表示のために、上限と下限のそれぞれに、異常値と警告値が設定可能

case活用事例

Case 01金型部品メーカー

品質の向上

金型部品製作において、温度変位が品質に影響を及ぼします。温度変位という不安定要因を排除するため「恒温工場」化を進められており、その取り組みとして工場恒温化システムを構築されていらっしゃいました。この恒温化システムの精度をより上げるには、24時間365日の監視体制が必要であり、そのために導入されたのが「見える化システム」です。センサーが計測したデータを自動で送信、蓄積、可視化し、電力の監視から、温度変位の監視、室温の温度調節すべてを自動化。これにより、システムによる徹底した温度管理が可能になり、品質の安定化を確立させました。また、工場の恒温化は電力消費も抑えることができ、経費削減に繋げることができました。

「見える化システム」による意識改革

見える化システムにより温度管理が可視化されることで、温度が品質安定の一要因であると従業員が認識し、品質安定への意識付けとなりました。その結果、業務に対する当事者意識が生まれ、従業員全員が創意工夫しアイデアを出し合うなど、社内全体の意識改革に繋がりました。

Case 02鋼材加工メーカー

生産効率の向上

対象製品が少量多品種の完全カスタム品であるため、加工機の稼働状況が把握しにくく、工程管理上、品質重視で生産効率が後まわしにされがちでした。
「見える化システム」導入により、対象加工機の電力を24時間監視して稼働状況を可視化でき、製品ごとにどの加工機がどれだけ稼働しているかがリアルタイムでわかるようになりました。これにより工程が組みやすくなり、納期改善と生産効率の向上につながりました。
また、「見える化システム」にはデマンド監視機能があり、設定した電力量を超えるとアラームを出します。工場の全使用電力をデマンド監視できるようになったことで、適正な電力契約に改善でき、経費削減に繋げることができました。

柔軟な導入スタイル

「見える化システム」の端末は無線仕様になっており、電力センサーもクランプタイプで大がかりな工事を必要としません。電力容量さえ同等であれば、加工機間の移設はもとより、増設、減設も簡単です。数台の端末を持ち回り、最終的に本当に必要な加工機に常設することにより、導入コストを最小限に抑えることができました。